去年作った自作紋織機『火焔山』なんですが、まあ大体思っていたようなことが出来る感じなのでほっと一息ついてます。
今年はこの機使ってばんばん布を織る!と行きたいところなんですが、なんかねえ、ちょっとあれなんです。
織り始めるまでの紋織り装置の準備に結構手間がかかる。
紋織り装置の操作に多少時間がかかる。
図柄に制約がある(上下対象になる)
普通の機で一つ一つ経糸を指先操作で動かすよりは飛躍的に楽になったけど、もっと効率的な方法を考えてしまったのです。
このラオス式垂直紋織り装置を参考にした簡易空引き機より効率的な方法と言えば奥さん、あれですよねえ。
そうです、ジャカードです。
今は21世紀、手織りだってね、やっぱりね、新しい技術を取り入れてもいいんじゃないでしょうか。
まずは工作キットでお勉強。




昔、音楽やってたときにちょっとだけMax/MSPいじってたことがあります。まさか機の制御で使うことになるとはねえ、、今回は兄弟的プログラミングソフトのPdを使ってみようと思います。

ということで、自分でジャカード装置作れるのか実験してみます。こんなおらでも頑張れば出来るんじゃないかなあと思うんです。大体の構想は頭の中に出来てます。完成したら自分の太陽光発電システムで発電した電気で動かそうという計画です。もちろん基本的な部分は人力操作です。紋織り綜こうを選別する部分だけ電気の力を借りようと思います。
完成はいつになるかわかんないけど、今までで最大の実験になりそうです。