美術とか音楽以外の学校の勉強ってやつが嫌いだったんです。
今もあんまり変わってねえなあって思う今日この頃です。


学校の勉強は嫌だったけど自分が好きなことのためなら何冊も本を読んだり、英語で書かれたマニュアルを訳したりするのも平気なんです。
人に教えてもらうより、独学の方がずっと身に付くのです。
一つの技法を極めるというより、色んな方法をとにかくたくさん、おおざっぱに学んで(見て盗んで)、自分なりの組み立て方をするというのが自分にあったやり方みたいです。
そんでまあ、最近、染めのことを勉強してるんです。
今まであんまり染めについてしっかり勉強してこなかったんです。柄を染める人と柄を織る人は別だと思いこんでた。おらは織って柄を出す方だなって決めてたんだけど、もうちょっと柔軟な考えで行こうかなということにしました。もちろん染めと織りと別々にやるってわけじゃなくて、両方を組み合せるのです。
そうすると作業の工程がすごく増えちゃうのでなるべく効率の良いやり方を考えなくては行けないわけです。作業がはかどるような道具を作って、独自のやり方を考えないといけないわけです。
早くしないとおじいちゃんになっちゃうなあ