経巻き部分に自作フリクションブレーキシステムをくっつけた。フリクションブレーキっていうのは摩擦の力を利用したブレーキです。

ワイヤーをグルグルと巻いて、スプリングで引っ張っただけの仕組みですが、経巻きをがっちりと固定することが出来ます。トリマーで溝を掘った円盤に1.5mm径のステンレスワイヤーを三周巻き付けました。スプリングで引っ張ってテンションをかけるとブレーキがかかり、スプリングを緩めるとブレーキが解除されます。上からのぞいたところ。右側のワイヤーは固定してあって、左側のワイヤーをスプリングで引っ張っているのです。別の角度から。フリクションブレーキを解除するには、機に座ったままスプリングを緩める必要があります。
引っ張るとスプリングが緩むようにセットしたワイヤーを、ガイドを経由して足下まで導きます。この円盤状の木のガイドもトリマーを使って溝を掘ったやつです。ちなみに、スプリングのテンションの微調整が出来るようにターンバックルを使用しています。
機に座って足下をのぞいてみた様子。SPF材で簡単なペダルをこさえました。ペダルを踏むとブレーキが解除されます。横から見た様子。
フリクションブレーキを作ってみてわかったこと、
スプリングの引っぱり具合でがっちりブレーキをかけることも出来るし、調整次第でじんわりと経巻きを回転させるくらいの加減にも出来るということがわかりました。ブレーキをかけたまま、一定のテンションを保ったままの状態で布の巻きとりが出来るのかな?多分。そういう使い方をするのであればスプリングよりも錘を吊るしてブレーキワイヤーのテンションを調整した方がいいかもしれないなあ。
以前の原始的な錘式経糸引っぱりシステムから結構進化しました。
フリクションブレーキを作るにあたって海外の人たちのブログなどを参考にさせてもらいました。
日本は閉鎖的なのかな?あんまり自作している人見つからないんです。
手織りする人があんまり多くないのは色んな理由があるのかもしれないけど、織り機が高価だとか、入手し辛いとかっていうのもあると思うんです。でも、自分で手作りするのであればホームセンターで売っている材料で安価に作ることが出来るのです。作るのはものすごく簡単ってわけではないけど、ものすごく難しいってわけでもないです。おらみたいな初級DIYの人間でも作ることが出来ます。

“改造1111(フリクションブレーキ)” への6件のフィードバック

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    rumbeさん、おはようございます。フリクションブレーキっていうんですね、この機構。呼び方がわからず検索のしようがなかったんです。ありがとうございます。(^^)/

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    ちなみに自分は「friction brake loom」みたいな感じでグーグル先生に検索をお願いしてみました。
    このフリクションブレーキ、ブレーキをかけた状態で左回転ががっちり固定されていても右回転には回すことが出来たりします。
    この逆回転防止の仕組みは布巻きギアの代わりに使うことが出来そうです。
    この機構を上手く利用すれば織り機自作のハードルがだいぶ低くなると思います。
    僕は将来この機構を利用して経糸捺染用の道具を作ってみたいなあと企んでいます。

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    おはようございます。ご返信ありがとうございます。和風ではどんな呼び方なのか不明ですが、着尺の経巻き機やドラム整経機にはごついベルトで押さえつけて回転を制御する方法がありますね。T.J氏はバネもお使いのようで。
    経糸捺染ですか?実は私も考えていますよ(-"-)v

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    rumbeさん、こんばんは。フリクションブレーキ機構を荷締め機とかタイダウンベルトで作れないかと検討中です。着尺の経巻きにはかなりの力が必要なのです。人手があるときは全体重(50~60㎏)掛けて引っ張ってもらうくらいの力がいります。
    絣の技法はいろいろありまして、今は括り絣しかやっていませんが、手抜き大好きな私としましてはいずれ捺染、擦りこみ、抜染の絣も織ってみたいです。

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    試しにぶら下がってたらズズズとブレーキが滑りました。ワイヤーを巻く回数をもう一周増やすか、もう少しバネを引っ張れば大丈夫かもしれません。ワイヤーを2周巻いただけだと滑って全然ダメだったのが3周巻で結構がっちりしているので、4周巻くと大丈夫かもしれないです。
    ぶら下がらないで、腕でおもいっきり引っ張るくらいなら3周巻の状態で全然動きませんでした。

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