先週まで咳がひどくて弱ってたんですが、今週は腰痛で世界を呪っています。
それでも少しずつ進んでいます。
前機部分のろくろ仕掛けに綜絖をセットしました。
やっとそれっぽくなってきました。
見よ、この特徴的な綜絖子の目の大きさ。
ドビー部分の綜絖子の取り付けはまだ全然途中です。
前機と組み合せて織るんならこのほうが経糸に負担がかからないと思うんだけどなあ。
後ろから見るとそれっぽくなってきましたね。
先週、今週とあんまり体の自由が利かなかったもんだから、この機を使ってどんなもんが織れるようになるのか考えていました。
4枚綾のブロックツイルを織るとして、今までの単なる24枚綜絖のドビー織り機だと6ブロックしか織れなかったのが改造後だと24ブロック織れるようになります。長目綜絖を四枚増やしただけで結構な進化ですなあ。二重織り(風通)だと6ブロックまでだったのが12ブロックまで織れるようになるんだな、たぶん。
昔、油谷さんで試してみた模様になった紗も12ブロックで織れるはず。
ハックレースとかサミットなどのほとんどが24ブロックまで織れるようになるから、24ブロックで設計した図案を色んな組織で使い回しが出来るようになるのです。
使い回しっていうとなんかずるいようなイメージになってしまうけど、布は用途によって色んな固さ、手触りにしたいので、一つの図案をいろんな手触りの布にアレンジ出来るっていうのは結構重要なことだと思います。
- 改造1119(フリクションで作業がブレーキ)
- 改造1212(綜絖通しをする時のための椅子)