絞り染、いいですよね。なんていうかこの、いいんだよなあ〜やい。

一応、何冊か読んでみたことがあります。色んな技法があって奥が深いですね。
大昔、高校生のときにTシャツにダイロンを使って絞り染をすることにはまったことがあります。実際に作業をしたのはそれっきり。でもいつかは織りと組み合せてみたいと企んでいました。
最近ネットを見てたら見慣れない単語を発見した。
woven shiboriってなんずら?

このキャサリンさんの本によると、布を織る時点で絞り染用の別糸を一緒に織り込んでしまうという新しい技法みたいです。縫い締め絞りの応用っていうか、これはかなりの技術革新じゃないか!とおらは思いました。
仕組みはとても簡単で地の織りの間に縫い締め絞用の太めの緯糸をいい感じの間隔で織り込んでしまい、織り上がった後でその糸を引っ張って布を引き絞り、ドボンと浸染をするという具合です。ちくちく針で縫わなくても織りで絞り染の模様パターンが出来てしまうのです。織りの規則正しい模様なんだけど、絞り染特有の有機的な感じになるわけです。
これはかなり色々な応用が出来ます。絣や経糸捺染と組み合せたり、経糸をコットン、緯糸をシルクにして紋織りしたのと組み合せれば、、、とか、夢が膨らみますね。
海外の人があっと驚くテクニックを披露してくれるっていうのは本当にたくさんありますなあ。
ありがたいことです。