今日は機織りをして過ごした。

ここで突然ドビー用プログラムの話題に移ります。
先週作りためたダブルウィーブのドラフトはWIFファイルに変換して、テキストエディタソフトで必要な部分のみに編集して、pythonというプログラミング言語で作った自作ドビー用プログラムの中にデータを移植します。

そんで、機の上に載っているラズベリーパイっていう小さなコンピューターにデータをコピーしてドビー織り機を動かしているのです。なんだか難しいことをしているように見えるかもしれませんが、全くの素人が三ヶ月間勉強しただけのプログラミングの知識でなんとかなるような仕組みなのです。

この仕組みのおかげでいちいち紋紙を作るとか紋栓を準備するとかせずにどんどん模様を切り替えて織ることができます。

そしてまた話題は変わり、、
今回の織りは二つの布巻きドラムに経糸を巻いて織るテストも兼ねています。

黒い糸の方のドラムはスプリング式のかっちりしたフリクションブレーキです。白い糸の方のドラムは吊るした錘でブレーキ具合を調節しています。経糸を送り出すときは黒い糸の方のドラムの方だけブレーキを緩めて送り出しています。
白い糸の方のドラムは布巻きに布を巻き取ると張力がかかったままじわじわと自然に送り出されるように錘を調整してあります。