今日はあんまり進まなかった。

よくあるお星様のモチーフを織ってみたのです。おらはお星様と友達。
今日は中尾式錘をこつこつねじってました。
おらのドビー機はジャカード機やドロールームのような伏せや起こしをする前機装置をくっつけてあるので、経糸が動きやすくなるといいなあって思って一本一本に錘をつけてあります。下の画像は去年12月の改造中の様子です。
この中尾式錘はホームセンターで売っているカラーワイヤーを使ってねじねじ手作りしています。

現在機に使っている錘が若干軽いような感じなので、もう少し重くして作り直しているのです。

素手でねじるとすぐに皮膚が破壊されるので作業用手袋必須です。
前に作ったぶん240本は無駄になってしまうかもしれないけど、こういう試行錯誤は日常茶飯事なのでしようがないですねえ。地獄が日常だと思えばどうってことないです。
それは置いておいて、
日本で手織りって言うと4枚綜絖のろくろ式か、8枚綜絖の天秤式が主流なんだと思います。あとジャッキ式かスプリング式でしょうか。
海外の織りの本、例えば[THE BEST OF WEAVER’S]シリーズなどを読んでいると必ずドビー式用のリフトプランが載っています。向こうの織り機メーカーでAVLっていう会社が手織り式のドビー機を作っていて、色んな人がその機を使って織った布をブログに載せています。
日本でもドビー式の織り機を使っている人のホームページやブログをいくつか知っていますが、使っている人少ないです。綜絖が多いと複雑で難しいっていう印象があるのかなあ。それともコンピューターと組み合せて使うことが邪道だと思われているのでしょうか?

いつかドビー仲間が出来たらいいなあ