織機にマイターボックス(のこぎりがまっすぐに切れる道具)をくっつけた。


切ったら忘れずにくっつけること。
こういう単純作業も人生のスパイスとなるのです。


ヤスリがけして油を塗って乾かしているところ。


織機に装着。こいつは結構重要な部品ですぜ。


おらの工作精度の限界。こんなに長さがガタガタだけど、たぶん用は足りると思う。


どういう呼び方をするのかよくわかんないけど、ドビー織機の特徴的な部品です。
海外のメーカーはドビーハンマーって呼んでました
右側のネジにソウコウ枠を吊るしたコードを接続する。
ソレノイドに電気を送る、ソレノイドでハンマーを左側にたたく、左に動かされたたハンマーがナイフ状の棒にひっかかって持ち上げられる、そしてソウコウが上がる、というふうに動く予定です。
斜め45度に切るのに冒頭のマイターボックスが活躍したわけです。


ハンマーのデザインを決めるのに色々調べたけど既製品はややこしい形の物が多くてそのまま真似るのが無理そうでした。なるべく簡単に作れて、ちゃんと機能してくれそうな形を考えるのに少し時間がかかりました。
大丈夫かなあ、大丈夫だと思うんだけどなあ、やい。ちなみにハンマーは1センチ角の檜の棒を加工して作りました。
今まで作ったことがないものを作って、形になったときに感じる達成感がいいですなあ。
どんなに粗末な物でも愛着が湧きます。
おらはそういう自分だけの道具を使って手織りをしたいです。
完成までにまだいくつかの試練が残っているけど、すこしずつ終わりが近づいてきたぞ。