もう織り機改造も最終段階です。

機に組み込まれた部分整経の機能を使うためには、まず大管数十本に同じ長さの糸を巻くという準備が必要です。
調べてみたら海外の道具でメーターカウンターっていうのがあるみたいです。
結構なお値段なので自作することにしましたよ。
完成形はこうです。ミシンモーターを使った管巻きと合体。
この部分が糸の長さを測る部分です。トータルカウンタという部品を使いました。9000円ぐらいした。
おそらく市販のメーターカウンターに使われている部品より高性能だと思います。カウンタのリセットがボタン一つで出来る。見た目がかっこいいのう。

横から見た様子。トータルカウンタの軸にトリマーを使って作っておいたお手製プーリーを挿してあります。これに糸を巻き付けるようにセットしてから管巻きをするとプーリーが一回転するごとに数字がカウントされていくのです。
自分のは一周15センチという半端なプーリーを作ってしまったんですが、一周10センチとかで作っておいた方がいいですね。
ちゃんと機能しているようです。管巻きに綾振り機能もつけました。
ミシンのモーターを使った管巻きはスピード調整がやや難しいので調光器を組み合せてスピードを微調整出来るようにしてあります。
あと、織り機サイドに杼箱をくっつけました。ラグシャトル、普通のシャトルが縦に入るようにしました。