今週も図案作りをしたりしなかったり。
まずこんな感じのシンプルな模様を作ります。バンド織りの本を参考にしました。
それは置いておいて、、、
おらは織りの学校に行ってたわけではないので知識にばらつきやずれがあると思うのです。
曲作りでは音楽理論やコード理論や色んなのジャンルのリズムや曲の構成の特徴を学んだり、音響に関する法則やノウハウなど様々なことを学ぶ必要がありました。先人の試行錯誤の集大成が理論や法則なのです。理論を知らない、知ろうとしないでもある程度のことは出来ますがやはり限界があると思うのです。理論を知っていても即興的な曲作りは出来ますし、むしろ理論を知っていた方が即興的な曲作りのバリエーションが広がります。
織りも織りの技法以外にデザインや配色など色んな法則を学ぶ必要があるのだろうなあと思ってましたが今までは何となく試行錯誤でやってました。だがしかし、やはり理論は早いうちに勉強しておいた方がいいよなあと思いとりあえず何冊か買ってみました。
とっかかりに『美の構成学』って本を読んだ後、同じ人が書いた『ハンディクラフトのデザイン学』を読みました。
次に読んだのがパターンの作り方の本
普通の4枚綜絖の機だとどうなのかわかんないですが、おらみたいな多綜絖の機を使っていてそこそこの紋様が織れる人には役に立つと思います。パッチワークとか型染めをしている人にはとても役に立つんじゃないでしょうか。一つの図案を回転させたりずらしたりして様々なパターンを作っていく方法がずらーっと載ってます。
デザインの本には、絵画とか彫刻などのいわゆる美術にはデッサンの勉強が大事だけど、手芸や工芸などにはデッサン能力はそんなに大事じゃないみたいなことが書いてありました。それよりも構成力や配色のセンスが大事みたいです。元々センスがいい人なんてほとんどいなくて多くの人は訓練で身につけることが出来るということです。
織りには繰り返しの模様パターンや経糸と緯糸の色の組み合わせ方、素材の質感、配置の仕方、織り上がった布を使う用途などの色んな要素があります。音楽のリズムやコード進行の選び方、音の強弱、音色や音質、曲の作り方になどにとてもよく似ているのです。デザインの本にもリズムって言葉が頻繁に出てきます。逆にコンポジション(構成)なんて言葉はジャズ理論の本に出てきますよね。
まあとにかく、織りも闇雲に織ればいいってわけじゃなくて、やっぱり理論や法則をしっかり勉強した方が自由に好きな物が織れるようになるんだなあと感じました。知っているのと知らないのとでは大違い。
テレビでさをり織りを見たのが織りを始めたきっかけなんですが、今はまったく違う方向に向かってます。ラモーンズを聞いていた少年がニールスペデルセンがお気に入りになっちゃったみたいな感じかなあ。う〜ん、わかんねえ